料理の文化

 
<広東料理>

中華料理には系統的に北京料理、四川料理、上海料理、そして広東料理と四種に大別することができます。

中国には「食は広州に有り」という言い方がありますが、広州は広東省の首都です。その広州は二千年も前から、内外の交易港として栄え続けてきました。優れる料理人が全国各地から集まってきて、各地方の料理の長所を吸収し、国外の料理の影響を受け、さらに豊富な食材を生かし、広東料理を中国の代表的な料理にしたのです。

広東料理はあぶらっけが少なく、さっぱりとした味付けとヘルシー志向が特徴です。弊店では広東料理及び飲茶点心を主に提供させていただいています。
そのほかに、中華料理の中で比較的広く知られているメニュー、たとえば北京ダック、麻婆豆腐なども用意しています。 なお、旬の食材をふんだんに取り入れながら、メニューのバリエーションを増やしています。

<飲茶点心>


飲茶点心「飲茶」(ヤムチャ)は文字通りお茶を飲むことを指します。しかし、唯お茶を飲むだけではなく、本来なら早朝6時頃から午後まで美味しいお茶を飲み、美味しい点心を頂きながら、お喋りをするのは広東の人々の習慣なのです。ちなみに、「飲茶」とは広東の人々の軽食として発展した食事スタイルです。

一方、「点心」とはお菓子やおつまみといったスナックのことを指しています。皆様におなじみの焼売、春巻きや餃子なども点心の仲間です。本場・香港では、飲茶点心の種類は数え切れない程あると言われております。

弊店では、香港から招いたシェフが常に50種類前後の定番の広東点心を手作りしております。
本場の飲茶のすばらしさをご存分に味わってください。